現代の日本で暮らす私たちには、様々な選択肢があります。

 

物を買うことひとつをとってもそう。

ある商品を買う時、私たちは様々なメーカーが作った数ある商品の中から、どれを買うかを選んでいます。

それが日常的に使ったり食べたりする身近な商品であればあるほど、選ぶという意識は薄れ、その基準は安易で曖昧なものになりがちかもしれません。

馴染みのあるものだったり、価格が安いものだったり。

 

でも、そこで一度思いを馳せてみてください。

その商品が、どんなふうに作られたものなのか、ということに。

 

 

 

 

私たちの生活に欠かせないコットン

 

 

 

 

私たちの生活に欠かせないもののひとつとして、コットンを例に挙げてみましょう。

コットンは、下着や衣類、タオル、寝具など、私たちが生活の中で直接肌にふれるものに多く使われている、とても身近な存在です。

 

これらのコットン製品は、畑で綿花を育て、その綿の種子からとった繊維で作られますが、

実は通常の綿花栽培では、相当な量の化学肥料と農薬が使われています。

 

その量がどれほどかを知ったら、きっと驚かずにはいられないでしょう。

 

地球上の農地の中で、わずか1%に満たないといわれる綿花畑。

しかしながら、そのわずかな綿花畑で使用される農薬など化学物質の量は、地球全体での使用量の7%にのぼるといわれているのです。

 

 

 

 

コットンとオーガニックコットン

 

 

 

 

非常に多くの薬剤を使って栽培されている通常のコットンに対し、化学肥料や殺虫剤、除草剤などの農薬を3年以上使わず、有機肥料やてんとう虫などを活かした害虫駆除によって、手間ひまをかけながら昔ながらの自然な栽培方法で作られたコットンをオーガニックコットンと呼びます。

 

通常のコットンとオーガニックコットンには、綿花の栽培の行程だけでなく、製品に仕上げる行程にも違いがあります。

通常のコットンを布などに仕上げる工程では、機械で強引に刈り取られたことにより、つぶれてしまった綿の空洞をふくらませるために薬剤が使用されるといいます。

さらに糸にする行程では、染めやすくするために漂白したり、色がしっかり定着するようにするためにも様々な化学処理が行われているのです。

 

一方オーガニックコットンは、多くの場合、人の手で丁寧に摘み取られるため、綿の空洞が保たれます。

オーガニックコットンが通常のコットンと比べてひときわ柔らかく、肌が弱い人や赤ちゃんも安心して使えるのには、こういった理由があります。

 

もちろん製品に加工する行程でも、オーガニックコットンは石油由来のワックスの使用を避けたり、オーガニック認証を受けた環境にやさしい洗剤で洗浄したりと、一貫してオーガニック原料のトレーサビリティーが保たれています。

そして、基本的に染色や漂白をせず、カラーコットンと呼ばれる綿花の自然な色味を活かしているのです。

 

 

 

 

綿花栽培にまつわる問題と現実

 

 

 

 

通常のコットンとオーガニックコットンの違いを知って、あなたはどう思うでしょう。

そんなにたくさんケミカルな物質が使われているなら、身体に悪そうだから次からはオーガニックコットンにしようと思うでしょうか。

 

実はこのふたつのコットンには、単に利用する側にとって身体にやさしい、肌触りが良いということだけではなく、知っておいてほしい問題があります。

 

先に通常のコットンを作るには、たくさんの農薬や化学肥料が使われていると書きました。

害虫駆除、除草、防カビ、殺菌消毒、収穫をスムーズにするための落葉剤など、非常にたくさんの化学物質を大量に使用する綿花栽培では、いくら国ごとの基準に従っていても、その土地の環境や綿花栽培に関わる人たちの健康に少なからず悪い影響を与えています。

 

私たちもよく知っているように、コットンはとても安価なため、その製造は主に人件費の安いインドやアフリカなどの貧困地域で行われています。

そこでは多くの農民が借金をして農薬を手にして綿花栽培を始め、綿花を売って借金を返し、残ったお金を生活に充て、さらには安い労働力を確保するため、多くの子どもたちが十分に学校に行くこともできず、様々な農薬が使われる綿花畑で過酷な労働を強いられる現実があるといいます。

 

そういった状況下で、農薬や化学肥料を使わない選択をするのは、非常に難しいということは明白です。

 

オーガニックコットンを作ろうと決めた農家は、基準で厳しく定められた有機肥料などによる土壌作りを行い、使用禁止されている農薬を一切使わず、認証を受けたものだけを使って栽培を続けなくてはなりません。

これが第三者認証機関によって認証されて初めて、オーガニックコットンと表示して販売可能な綿花を栽培できるようになるのです。

 

この現実を打開できる力は、一体誰がもっているのでしょうか。

 

 

 

 

消費者がマーケットをつくる。私たちにできること

 

 

 

 

日本に暮らす私たちは、きれいなコットンのシャツを数百円で買うことができます。

ショップで数ある中から何気なく手に取ったシャツから、その影にどれほどの悲しい現実があるのかを慮るのは簡単なことではありません。

 

世の中にはそれぞれの様々な事情や役割があり、複雑に作用し合っていて、どれかひとつだけを盲目的に支持することが必ずしも正しいということではないと思います。

 

ただ、ひとつ知っておきたいのは、何気なく物を買う行為の先にどんな未来が待っているのか。

 

通常のコットンがとても危険な製品のように伝わったかもしれませんが、製品になる段階までに使われた農薬はほとんど残留せず、通常のコットンがオーガニックコットンに比べて大幅に危険ということはないそうです。

 

ただ、使用する側の安全性や快適性が大きく変わらないとしても、そのふたつの製品には歴然とした違いがある。

このことをどれだけ意識していけるかが、今後のマーケットを変えていくことにつながっていくのではないでしょうか。

 

どんなに人間の身体と地球環境にやさしく、倫理的にも問題がないオーガニックコットンを作りたいと努力する人がいても、誰もそれを支持しなければ、拡販することはおろか、続けていくことも難しくなってしまいます。

 

オーガニック、エシカル、フェアトレードなどの価値観が広まりつつある今、何かを選ぶ時、ほんの少しでもその商品の過去と、そのマーケットの未来を思って選んでいけたら、それはより多くの人が幸せになれる選択かもしれません。

 

 

 

 

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オーガニックコットン布ナプキンラインナップ 1,836円〜

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mika

mika

1983年生まれ東京都在住。幼少期から「ことば」が好きで、特に限られた文字数で想いや本質、情景を伝えるキャッチコピーや詩の世界に惹かれ、大学ではイギリス詩を専攻。大学卒業後は接客・販売業を通して人の心を動かす視覚的・感情的アプローチを学ぶ。現在は「人、もの、コト」の魅力を人に伝えることを共通の目的として、マーケティング会社に勤務する傍ら、個人でWEBライター、PR、女性起業家のセミナーアシスタント、イベントプロデュース等の活動を行う。